2016,10,09, Sunday
草刈作業や溝の落ち葉掃除で汗をかいたので、作業服を脱ぎ、ズボンをずらし、何の気無しに太腿に目をやる....、「こんなところに傷でも...?、瘡蓋が」、いや怪しい...。爪で剥ぎ取るが、爪の中に挟まって取り出せない。ようやく人差し指の腹の上、動く様子もなく、「やれ、やれ」と思ったが、念のため虫眼鏡で...、「ギョェー!!!、足があるぅー!!!」。結局、マダニが喰らいついていたのだ。早速、大きさを測ってみる。1.5mm程度。
これまでの中では最小である。顕微鏡で観察することに...、暫くしてY登場。「LDEライトの照明のほうが良くないか?」とY、上からLEDを照射して、再び撮影開始。先ずは背面から。 今度はプレパラートをひっくり返し、腹面。 多分、フタトゲチマダニだと思う。内蔵も透けて見えてる?ので動画も取ってみた。 動画で黒く見えるのは私から吸った血、白くうごめいているのは消化器官だろうか?、こいつ脇腹に別の何かに寄生されてる(上の写真、左上の丸く色の変わった部分)...?か、傷跡か? 50倍の顕微鏡で撮影しました。小さいけど拡大すると全くエイリアンです。 2週間以内にインフルエンザのような症状が出ればSFTSに感染の恐れがあるので、プレパラートに挟んで保存してあります。(治療の参考になるかは判らないが...) おぉー、こわぁー!! 訂正:上記「こいつ脇腹に別の何かに寄生されてる(上の写真、左上の丸く色の変わった部分)...?か、傷跡か?」なんて書きましたが、よく他の写真を調べましたら同じものが腹の左右一対ありました(下の写真の赤丸)。「気門板」といわれる呼吸をするところみたいです。 気門板の拡大写真 ※ 過去のマダニに関する記事です。(旧コンテンツより) フタトゲチマダニ? 城山からのおみやげ-タカサゴキララマダニ- なんと豊岡でSFTS!!
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| 虫 | 11:11 AM | comments (0) | trackback (x) | |