2018,12,09, Sunday
コブリマメザヤタケ Xylaria cubensis (Mont.) Fr.
クロサイワイタケ科 Xylariaceae マメザヤタケ属 Xylaria 兵庫県日高町 2018/05/27 E5000 これまでマメザヤタケとしてたものをコブリマメザヤタケと改めた。本来のマメザヤタケを観てからというもの、それには違和感をもっていたが、図鑑にも載って無いし、誤ってマメザヤタケとしていたのだが、本年5月にハナミズキの朽木から発生した(上写真)を観て、その間違いに気が付いた。更に驚いたことに、左側の指のような黒っぽい大小様々な塊群と右側の花ビラのようなピンク色のものとが同種であるということ。前者と完全世代(テレオモルフ)、後者を不完全世代(アナモルフ)というらしいのだ。アナモルフは無性生殖で、所謂、子実体ではあるがカビのようなものである。色合いが違うので、前者に露出を合わせるとアナモルフが白飛びしてしまうので、アナモルフ単独の写真がこれ ハナミズキは枯れても別の花を咲かせる。
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2018,05,29, Tuesday
イタチタケ P.candolleana (Fr. : Fr.) Maire
ヒトヨタケ科 Coprinaceae ナヨタケ属 Psathyrella (Fr.) Quel. 兵庫県日高町 2018/05/20~21 E5000 平成30年5月20日 平成30年5月21日 ムササビタケの色違いバージョンと云った感じ?
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2018,05,29, Tuesday
ムジナタケ P.velutina (Pers.) Sing.
ヒトヨタケ科 Coprinaceae ナヨタケ属 Psathyrella (Fr.) Quel. 兵庫県 日高町 2018/05/12 E5000 株立ちし、立派過ぎてムジナタケだと判らなかった。傘裏のクモの巣状の綿毛は最初は白いが、胞子の色で黒くなって来る。
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2018,05,29, Tuesday
ムササビタケ P.piluliformis (Bull.:Fr) P.D.Orton
ヒトヨタケ科 Coprinaceae ナヨタケ属 Psathyrella (Fr.) Quel. 兵庫県 日高町 2017/09/15 E5000 「学名一口メモ」 pilula 1.小球 2.丸剤 上の画像は乾いてるときの状態、雨に叩かれ濡れているときとは雰囲気違いますね、、
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2018,01,19, Friday
スリコギタケ C. ligula (L.) Donk シロソウメンタケ科 Clavariaceae スリコギタケ属 Clavariadelphus
日高町 2016年10月11日 E5000 ※ラッパタケ目 スリコギタケ科 スリコギタケ属と云うのがほんとなのか?私には判らない、、ただスリコギタケモドキも同じ類であるし、質感といい、傷つくと部分が黒紫に変色するのはオニウスタケに似ている。 「学名一口メモ」
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2017,12,16, Saturday
マメザヤタケ X.polymorpha (Pers.) Grev. クロサイワイタケ科 Xylariaceae マメザヤタケ属 Xylaria
兵庫県 日高町 2017/09/25 E5000 「学名一口メモ」 Xyloluchnuchus 木製の燭台 Xylon 綿の木 英名は「Dead Man’s Fingers」(死者の指)なんておぞましい命名、中は白く、綿のように柔らかくは無く硬質繊維状である。私の観た限りではかなり腐朽の進んだ芯材だけになったような木から発生していた。 「Dead Man’s Fingers」、ゾンビがピースサインしてるようにも見える、、? (2014/10/11) 子実体を引き裂いた様子 コブリマメザヤタケとは雰囲気違いますね、、
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2017,12,09, Saturday
昨年、キクバナイグチが3種に分類されたという、今年になって知った。前々から同じキクバナイグチといっても、何かしら違和感があったが、そう云うことだったんだと改めて思った。傘の地色が白いものと黄色のものがあるのは判っていたが、傘の色が違う程度のものならば他に幾らでもある。兎に角、撮り溜めた写真の中から、これは間違いないだろうと思うものを改めて分類してみた。あくまで、事後処理であり、独自判断なので、間違いがあればコメント下さい。
コガネキクバナイグチ(B. aurocontextus Hirot. Sato) 「学名一口メモ」 aurora 1.曙光、東天紅 2.曙の女神 contextus もつれあった、つながった、連結した。 (aurumは「金」) 平成17年(2005)7月27日 日高町 これは間違い無いでしょう!学名は発生場所まで暗示してるのか、、?山の東斜面に多く観られた、、 平成15年(2003)9月3日 日高町 ヒビワレキクバナイグチ(B. areolatus Hirot. Sato) 「学名一口メモ」 areola 1.小広場 2.輪 平成18年(2006)8月4日 日高町 平成15年(2003)8月22日 日高町 平成16年(2004)9月2日 日高町 これはどうか?下ののものの柄が濃いように思えるが、拡大すると赤い鱗片が薄いように思うしヒビワレで良いのだろう? キクバナイグチ(B. emodensis (Berk.) Singer) 「学名一口メモ」 emodulor 頌する、歌でたたえる、賛美する。 平成15年(2003)8月3日 日高町 平成15年(2003)8月17日 日高町 平成15年(2003)8月22日 日高町 最近の画像が無いのはキクバナイグチも余り見掛けなくなったからである。たとえ見掛けても「あぁ、キクバナかぁー」で終ってしまう、、 旧キクバナイグチ
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2017,11,29, Wednesday
オオワライタケ G.spectabilis (Fr.) Sing. フウセンタケ科 Cortinariaceae チャムツタケ属 Gymnopilus Karst. 兵庫県 日高町 2017/9/24 E5000
「学名一口メモ」 spectabilis 1.見ることの出来る、見える 2.美しい、立派な 3.注目すべき、目立った / 今年はキノコ全般に不作(特にイグチ類)年だったが、オオワライタケだけはよく見かけた。「日本の毒きのこ」(学研)によると「中毒症状: 幻覚、視力障害などの中枢神経系の中毒をおこすとされており、アメリカではシロシビンが検出された。日本ではシロシビンは検出されず、苦味成分でもあるジムノピリン類がマウスの中枢神経系の作用を及ぼすことがわかっている。」 将来的にシロシビンがわが国でも検出される可能性は否定出来ないだろう、、、?検出されればM&M(マジック・マッシュルーム)となり所持してるだけでも、違法(2002年に施行された「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」)となってしまいます。名前がよく似ているワライタケ(ヒトヨタケ科)はシロシビンを含んでいるため完全にOUT!です。 10月13日 2016年10月21日 2016年10月16日 最初にUPしたオオワライタケ 2012年9月29日
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2017,11,22, Wednesday
カエンタケ T. cornu-damae(Pat.) Z.X. Zhu & W.Y. Zhuang (2014) (Podostoloma cornu-damae Pat. (1895))
ボタンタケ科 Hypocreaceae (ニクザキン科 Hypocrea) トリコデルマ属 Trichoderma Wikiによる学名(図鑑の学名)兵庫県日高町 2016/10/1 E5000 「学名一口メモ」 hypocrisis 偽善者 tricholeucosis 白髪病 cornu 1.角、枝角、両角 2.額のこぶ 3.鋭利な鎌のような三日月の先端 4.支流 5.支脈 等々、 初めて見たのが去年、大阪の南のほうに多く見られ、北上してきたのかと思いきや、平山先生によると昔から但馬でも瀞川辺りでは普通に観られるとのことであった。しかし、私は初めてなので興奮しながら撮った。とても怖いキノコで、マムシを撮ったり、捕るよりも緊張した。それと言うのも、赤に着色した焼きタラコを土に挿したようなイメージだが、下手に触ると皮膚が火傷を負ったように爛れるらしいのだ。「日本の毒きのこ」学研によると「毒成分: トリコテセン類 中毒症状: 食後30分で悪寒、頭痛、手足の痺れ、嘔吐、下痢、喉の乾きなど、胃腸系から神経系の症状が現れる。その後の腎不全、肝不全、呼吸器不全、循環器不全、脳障害など全身に症状が現れて死に至る。顔面脱皮や粘膜びらん、脱毛などの表面に出てくる症状が特徴的。毒成分の皮膚刺激性が高いので、汁を皮膚につけてはいけない。」と恐ろしいキノコである。最近、冬虫夏草類と間違え、カエンタケをひたした酒をのんだ死亡例があるらしい。 2017/9/24 今年、同じ場所に発生するも、発見が遅かったのか、昨年のものほど色鮮やかでないし、数の少なかった。
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2017,11,18, Saturday
シロヤリタケ C.acuta
シロソウメンタケ科 Clavariaceae ナギナタタケ属 Clavulinopsis 兵庫県 日高町 2007/9/30 E5000 「学名一口メモ」 clava 1.こん棒 2.棒 3.(医)槌子 / clavariaceae (植)ハハキタケ科(箒茸科)〔ホウキタケ〕 /acutas 1.鋭い、先の尖った 2.かん高い、鋭くひびく 3.危急の 4.才知のある、機知に富んだ 5.奸知に長けた、狡猾な Yの裏庭に発生、最初はシロソウメンかと思ったが、、下に灰色感のある柄?が、大きいものでも5cm程度。学名では「鋭い」等とあるが先は丸みがあり、こんな形の花火があったような、、、
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| きのこ::シロソウメンタケ科 | 06:04 PM | comments (0) | trackback (x) | |