2015,01,08, Thursday
冬季になると毎年のことだが無線LANの調子が悪くなる。事務所に親機があって、水平距離60m、標高差20m下の詰所に子機を取付けたパソコンがある。斜距離に換算すると約63mの距離を2.4GHz帯の電波で交信してることになる。障害物としてはトタン屋根や壁はあるが、見通しは良いほうだと思っている。詰所の屋根には雪が30cm程度積もっていたので、障害になると思われる雪は全て取り除いたが、やはり機嫌は直らない。太陽の活動が活発で、磁気嵐でも...と思い、宇宙天気ニュースを見てみると、確かにその兆候はあるが、全て磁気嵐のせいとは思われない。雪の降り具合だったりとか、気温や屋根の積雪等々が影響し合い、もともと交信電波は非常に弱いので、接続、切断を繰り返すのは必然なのかもしれない。...てな訳で、強力な親機をと、「WZR-450HP」(写真左)を買ってみた。しかし、これまで使っていたWHR-HP-G300N(写真右)と状態は変わらない。
どちらかと云うと、これまでのWHR-HP-G300Nのほうが電波状態は弱くとも安定していた。全く期待外れである。アンテナは3本、最大消費電力も16.9Wと3倍弱なのに見かけ倒しだった。しかし、買った以上何とかしたい。駄目もとで、手持ちの子機を替えてみた。 右はこれまで使っていたWLI-UC-G300HPで、左のパッケージの上にあるWLI-UC-GNHPに替えてみたのだ。結果はこれ...、 何とか繋がったが、電波は弱く心もとない。親機の位置が壁を前にしているので良くないのだと思い50cm程移動させ窓が前面になるようにした。以前はこの位置に立ち木や電柱があり、ほとんど繋がらなかった場所である。現在では電柱も移動し、立ち木もずっと前に枯れていた。何故、もっと早く気が付かなかったのだろう...。 多分、WZR-450HPを買う必要も無かったのに...、抜群に改善されてしまった。 これで充分だったかも知れないが、この位置に親機を持ってくる前に、既に他の子機の手配をしてしまったのだ。いや、「シグナルの強さ:弱い」では矢張り満足しなかったかも...。いろいろ無線子機を検索している中で、目に留まったのがこれ、「GW-300S KATANA」と云うやつ。 評判も良く、子機にも拘わらず、内部では2本アンテナで、如何にも飛びそうなやつである。早速、ドライバをインストールしたまでは良かったが、設定画面で「他のクライアントマネージャーは事前にアンインストールしておいてください。」の忠告を無視したもんだから、結局、接続、切断を繰り返す羽目になり、大焦り。それならと、遅ればせながら、BUFFAROの「クライアントマネージャー3」をアンインストールしてみたら、安定して繋がるようになった。 「シグナルの強さ:強い」に大満足。130Mbpsにも驚いた。我が事務所は未だADSL、大元の通信速度が3.5Mbps程度ですから、ルーター~子機間が130Mbpsであってもweb上では余り意味が無いのですが...、まっ、仕事場内のパソコン相互のデータのやり取りが速いのはありがたいことです。 追記:その後、「シグナルの強さ:強い」は変わらずに、通信速度は最低値76Mbps程度に落ち込むこともあったが、1月12日には「シグナルの強さ:非常に強い」で144.5Mbpsを確認した。最短距離63m、障害物はトタン屋根と壁でこの電波強度は素晴らしい。
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| PC・家電 | 09:31 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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