ビカリア (Vicarya japonica) |
年末、北但層群化石研究会の方から、化石の写真撮影を依頼され、ビカリアをようやく撮影する ことができました。 化石を見ると、ビカリアがあるではありませんか。 ビカリアは、細長い巻貝で、 大型のウミニナの仲間です。貝殻の周囲には、規則正しく突起があり、約1,500万年前の新生代 第三紀の示準化石といわれています。ビカリアは、今まで各地で発見の共伴する貝類の例から、 汽水域に生息したものと考えられています。 他に、押し潰された形で残ったビカリアや、 小型の巻貝、カニ、ウニなども同一の層から見つか っています。 自然の神秘を感じますわ。
ビカリア 現存長 9.5p
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凝灰角礫岩 |
知見八鹿線 仮称知見八鹿トンネル 豊岡市養父市境界部地下300mの八鹿累層:凝灰角礫 岩 角礫:安山岩、玄武岩 基質:岩石片(玄武岩,安山岩),鉱物片(斜長石,石英),填間状鉱物(粘土鉱物,方解石,石 英),不透明鉱物(水酸化鉄鉱物を含む) 凝灰角礫岩は直径32mm以上の火山岩と火山灰が交じり合ったもので、直径32mm以下の礫か らなるものは火山礫凝灰岩と呼びます。 なお、トンネル名称は5月に市長から発表され、豊岡 市・養父市の広報にも掲載されます。 知見八鹿線道路整備の情報は豊岡市ホームページ:行政 情報:その他で紹介しています。(解説 :Mr.calori)
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