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2010,12,29, Wednesday
縄文人はグルメだった？��
宮城県の貝塚から見つかったクロマグロの背骨（椎体）です。この骨から、どれ位のマグロ食べていたのかを考えて見たいと思います。 シリーズ��にアップしている骨と見比べていただくと、神経棘と血管棘が棒状ではなく板状になって椎体と並行に後方に伸びているのがわかります。椎体の側面には突起のあった痕跡が見え、形状から第３４か３５椎体と考えられます。ヨコワの第３４椎体の長さが１０ミリ（神経棘、血管棘を除く）、貝塚出土の椎体は３９ミリありますので、単純に３．９倍の大きさであることがわかります。 ヨコワの全長は５２５ミリですので誤差を差し引いても２メートル前後のマグロを捕って食べていたのです。 やはり、縄文人はグルメだったのです（あぁー食いたいなぁ！）。
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2010,12,22, Wednesday
縄文人はグルメだった？��
マグロの椎骨は39。頭部に最も近いほうが第1椎骨とよばれています。
 画像の切断面は第4椎骨です。椎体の上についているのが神経棘、下が血管棘で、クロマグロの血管棘は第10椎骨でつながります。   尾の方はこんなんです。 上は側面で、下は上から見たところです。 魚を食べているときには、骨の形状が気になりませんが、こうやって見ていると、椎骨の違いがお分かりいただけると思います。 |
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2010,12,19, Sunday
縄文人はグルメだった？��
昨年亡くなられたKさんから、東北地方の縄文時代の貝塚から採集された資料を預かっていました。
今回、整理しようと思い資料を見直しました。貝類、鳥獣骨、魚骨が含まれ、なかでも大きな魚の脊椎が目に付きました。  大きさや形状から、マグロの仲間であることはわかりましたが、どこの部位か、どちらが背側か腹側かもわからない状況でした。 そんなことで、ヨコワを解体することになったのです
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2010,12,17, Friday
縄文人はグルメだった？
永らくサボってまして、本当にすみません。
ミツバチは改めて報告します。 どうしても、マグロの骨格を調べたくて図鑑ではわからないので、実家近くの魚屋でヨコワをゲットしてきました。  大きさを示すものがなければ、一見クロマグロ（ただ、幼魚です）なのですが、まぁ、大きさは別として骨格は一緒だろうと購入。骨が大切なので、腹だけを取ってもらい持ち帰りが上の画像です。 取りあえず、三枚に下ろしスプーンで中オチの身を取ります。  後は、鍋にかけて煮立て、身をほぐしながら骨の掃除です。 一応、脊椎はこのようになりました。  |