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2011,01,19, Wednesday
ネジなめに大弱り。
 2002年製のＶＡＩＯ PCG-NV55/BPである。娘のお古で今は女房殿のメインＰＣなのだが、ヒンジ部分は壊れ、液晶板ブラケットのフリーストップは効かないし、ハードディスクも寿命である。この際、ＣＰＵの換装も兼ねて、内部の清掃、ハードディスクと液晶板ブラケットの取替えをすることにした。 手始めに、内部を拝見。スイッチパネル、キーボードを外し、放熱板の最後のネジで躓いた。上の写真でドライバーの先端部分である。真鍮製のスリーブの底のネジで最初は手応えがあったが．．．．、一回り大きいドライバーに替えて．．．．、矢張り駄目だ。繰り返し挑戦してみるが引っ掛かりがない。  ミニライトで覗いて見ると＋ネジである筈が、すっかり円形の窪みになってしまっている。 この日はこれで断念した。  次の日、ネジなめに効く「ネジやま救助隊」なるものを試すが、さすがにここまでなめてるとどうにもならない。奥まったところにあるネジは厄介である。大弱り。心身共に衰弱。 最後の手段、ノートＰＣには些か危険な方法ではあるが、ネジ頭より少し大きめのドリルビットで揉んで、ネジ頭を飛ばすことにした。  ドリルを止めるタイミングが難しいのではとも思ったが、ネジ頭が取れた瞬間に放熱板が微妙に動いたので直ぐに分かった。ようやく放熱板が取れた。なんと一本のネジのために三日三晩を要したのである。  ヒートシンクの噴出し口にはフィルターかと思うような埃のマットが出来ていた。矢張り開腹手術は必要だったのだ。
| PC・カメラ・家電他 | 10:11 PM | comments (x) | trackback (x) |
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