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2011,03,20, Sunday
鹿も漢方を．．．？。
アジト周辺のネムノキは軒並み鹿にやられてる。ネムノキが好きなのか．．．．？、他に食べ物が無かったのか．．．．？、私には知る術も無いのだが．．．。
 ネムノキは「合歓の木」または「合歓木」と書くらしい。「合歓」（ごうかん）とは広辞苑によると、 �ヾ審擇魘Δ砲垢襪海函� ��夫婦が同衾（どうきん）すること。 ��ネムノキの別称。⇒合歓木【ごうかんぼく】 とある。また聞き慣れない語が．．．、「同衾」とは「一つの夜具の中に共に寝ること、特に、男と女の関係にいう。ひとつね。ともね。」ということであった。夜になると葉を閉じることから、木が眠るように見えることから単に「ねむのき」なのだと思っていたが．．．、「ゴウカン」とは音が良くない。 私の地元ではネムノキのことを「かあかあの木」と呼ぶ。ほんの一部の地区だけかも知れないが「かあかあ」で通じるのである。「かあかあの木」の花が咲くと小豆を撒く時節になったとも聞いたことがある。 ある年配の人の話では、ネムノキの葉を揉み、川の淀みに投げ入れて、魚を捕ったという。魚がネムノキの葉汁で酔う．．．？、らしいのだ。 保育社の「原色日本薬用植物図鑑」によると、「樹皮を乾燥したものを合歓皮と云い、駆虫、鎮痛、鎖咳に用いる。」 歴とした薬用植物なのである。葉も似たような効能があっても不思議ではない。  ところで鹿はネムノキが大好物なのか？、駆虫等の薬効を本能的に知っていて食しているのだろうか．．．？。どちらでも無い．．．？。 |
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2011,03,16, Wednesday
珍客、桃次郎！！。
 五年、いや三年ぶりだろうか、モモジロコウモリが冬眠にやって来ていた。例年どおりテングコウモリは既に1月に確認していたが、一匹増え三匹が身を寄せ合うように眠っている。今年はテングもこれだけしか確認していない。捜せば他に居るのだろうが．．．。モモジロコウモリは一匹だけ、それも相当寒い場所にぶら下がっていた。コキクガシラコウモリと同程度か、やや大きいかと思われる体格であるが、足は大きく、その足を確認したいのだが隠れて見えない。むやみに触って眠りを妨げ、それが致命的な体力の消耗になっても気の毒である。そっと、その場を離れた。  コウモリ好き？の人達からは「モモ次郎」とか「桃次郎」と呼ばれ愛されている。 |
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2011,03,03, Thursday
真冬に逆戻り！！．．．、会長Ｍのせい。
 例年だとアジトの北側の窓から見える山肌にジョウビタキやルリビタキ、カケス等がよく来るのだが、今年は何故か小鳥が少ない。昨日から降り出した雪は今朝、２０ｃｍ近くまで積もった。 一昨日、久しぶりにアジトに会長Ｍが．．．来た。「嫁はんの車のタイヤ、交換したんだけど．．．雪、大丈夫かなぁー？。」またぁー、余計なことをしてくれたもんだ。そうです、この雪はＭがタイヤ交換したせいなのです。この時期、タイヤ交換すると、雪が降った場合、決まってそのせいにされる。それが、うちの会長Ｍになると効力は絶大である。これ以上積もらなければ良いが．．．．。 |
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2011,03,01, Tuesday
蘇武岳の積雪を測る？ ��
取り敢えず観測してみた。勿論、鉛直角のみ、望遠鏡は正反の観測で合計が360°00′01″となったのでまずまずの精度である。
アジト前の測点をＡとし蘇武岳１等三角点をＢとする。Ｂ点の座標値は国土地理院のＨＰで閲覧できるし、Ａ点の値は最寄の基準点より予め算出してある。 Ｂ Ｘ＝-58669.249 Ｙ＝27646.305 標高Ｈ＝1074.44ｍ Ａ ｘ＝-58090.613 ｙ＝35515.512 標高ｈ＝137.56ｍ 上記の座標値からＡＢ間の距離Ｓを計算するとＳ＝（（Ｘ−ｘ）＾2＋（Ｙ−ｙ）＾2）＾（1/2）であるからＳ＝7890.452359ｍ、Ａ点からＢ点の観測鉛直角α＝6°45′22″（２月４日観測）であった。このときの器械高ｈ’＝1.60ｍであるので、雪に覆われた蘇武岳の標高Ｈ’が下記の通り算出される。 Ｈ’＝Ｓtanα＋ｈ＋ｈ’＝1073.909967ｍ 蘇武岳の標高が低くなってしまったと慌ててはいけない。８ｋｍ近い距離があるので地球が球面であることの補正（球差＝Ｓ＾2／（２Ｒ））をしなくてはならない。当然、見掛けは蘇部岳は沈んで低く見えている。また大気は地上に近いほど密度が大きく、高くなるほど希薄になるため屈折率の違いで遠くのものが浮き上がって見える。これを気差と云い通常（２ｍＳ＾2）／（２Ｒ）で計算できる（ｍは係数で日本では0.07を用いれば良いとされている。Ｒは地球の半径で今回はＲ＝6377397.155ｍを用いた） 球差＝Ｓ＾2／（２Ｒ）＝4.881242058ｍ 気差＝（２ｍＳ＾2）／（２Ｒ）＝0.683373888ｍ となる。 雪に覆われた蘇武岳の真標高Ｈ”＝Ｈ’＋球差−気差＝1078.107836ｍ となり、既知の蘇武岳の標高Ｈをひくと、 積雪深さ＝Ｈ”−Ｈ＝1078.107836−1074.44＝3.667835587≒３．６７ｍ となる。 何となく中たらずといえども遠からずと云うような数字である。風の強い山頂で４ｍ近い雪が積もるのか．．．？、疑問が残る。それに蘇武のピークが見えてるかどうか．．．．？。 雪がすっかり消えるともう少し正確に判ると思うのだが．．．．．。 |
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2011,02,27, Sunday
蘇武岳の積雪を測る？ ��
今年は大雪になった。用を足しながら観る蘇武も白銀に輝き、心なしか大きく見える。白いため、膨張してみえるのは確かだが、実際に雪に覆われた分、高く大きくなっている筈である。1枚目の写真は２月の中旬、２枚目は1月はじめに同じ場所で撮ったものである。どうです．．．、１枚目の画像の方が高く大きくみえませんか．．．？。
  ．．．．んで、蘇武岳の積雪量を測ってみることにした。間接的に測る方法は二つ思いつく、他にもあるかも知れないが．．．．、一つは既知の蘇武の標高である1074.44ｍに対し積雪時の標高を求める方法。これだと蘇武のピークが見えてないと面白くないのだが．．．。もう一つは積雪時とそうでない時の鉛直角を測定し、その差から積雪量を推計する方法である。現在、まだ相当の積雪がありそうなので第一の方法でしか測れない。すっかり雪が融けた直後に第二の方法で検証したいと思う。 |