ウスキモリノカサ A.abruptibulbus  Peck
ハラタケ科 Agaricaceae ハラタケ属 Agaricus  L.:Fr.
兵庫県 日高町 2006/9/16  E950 Mr.F

車上より※1 群生するキノコを発見。傘表面は雨に叩かれ、色褪せていた為、当初は
※2 シロオオハラタケだと思ったが、直ぐ下方に ※3 幼菌が...。
傘が淡いレモン色なのでウスキモリノカサだと直感した。
鬱蒼と低木の生い茂る急斜面、三脚はおろか己の足場も心もとない。「ズルッ」「ドタッ」転落を繰り返
しての撮影だった。傘径8〜10cm。

 (撮影データ:※1 2006/9/16 ※2 2002/9/30 ※3 2006/9/17 日高町 E950 Mr.F)

「学名一口メモ」
 abrupte 1.唐突に 2.倉卒に / abruptio 引き裂くこと / bulbus (色)たまねぎ、球根植物 

 (上記、幼菌の一日後)

 成長は速い、球根状の傘は既に平らに開き、ヒダも紫褐色になっ
 ていた。傘径大きいほうで12cm                 
                
               

  (撮影データ:2006/9/18 E950 Mr.F)    


 (ウスキモリノカサ幼菌)

 16日に見つけた場所から約10mと離れてないだろう。
 一見、テングタケの仲間に間違えそうだ。
 それにしても図鑑で見るよりずっと黄色は淡い。
 明日はどんなになってるだろうか。                

 (撮影データ:2006/9/19 E950 Mr.F)    


 (その後のウスキモリノカサ)

 なるべく同じアングルで撮ったつもりであるが、今一、面白くない。
 傘の形が本来のまんじゅう形 ではないので、私のイメージするマ
 ッシュルームにはほど遠い。もっと綺麗な個体がある筈だ。
 いっそこれのほうがマシか?。                

 (撮影データ:2006/9/20 E950 Mr.F)