ニセアシベニイグチ B.pseudocalopus Hongo | |
イグチ科 Boletaceae イグチ属(ヤマドリタケ属) Boletus Dill:Fr | |
兵庫県 日高町 2012/9/17 E5000 Mr.F |
記念すべき日に記念すべきキノコに出遭えた。Yからの知らせでO山に向かう。アシナガイグチ、ヤ
マドリタケモドキ等々イグチオンパレードの中に初顔のイグチ発見。何となく検討はついたももの念
のため調べて観る。傷付けると管孔部は青変し柄の上部には僅かに網目も見える。手を触れた柄
の部分は微かな青変も認められる。断面を見ると傘の肉厚に対し、管孔部の厚みが極端に薄い。
以上の特徴から「ニセアシベニイグチ」とした。
この種は近縁種が多いそうで、誤診の可能性も...、80%の自信でUPした。
図鑑によると、「傘径4〜15cm、林内のブナ科の樹下に発生。」
今回のものは傘径5〜9cmであった。
「学名一口メモ」
pseudo 偽 / calopus 木靴
(ニセアシベニイグチ)
ローアングルで...、アカジコウにも似て大変綺麗なイグチである。
(撮影データ:2012/9/17 E5000 Mr.F)