ナガエノチャワンタケ H. macropus (Pers.: Fr.) Karst. var.macropus | |
ノボリリュウタケ科 Helvellaceae ノボリリュウタケ属 Helvella L. | |
兵庫県 日高町 2007/7/12 E950 Mr.F |
「クラガタ」か?。車上からそう思ったが、念のため車から降りて確かめる。
「違うな、柄が違う。」
覗き込む、わりに深い椀形
をしている。
一本立ちで面白くないが、初物だけに撮影。
胞子を採取するためにヒッコ抜こうとすると、意外にしっかりしている。
クラガタノボリリュウタケより
はるかに強靭である。結局、地面すれすれの
ところからちぎれてしまった。高さ6cm程度。
「学名一口メモ」
macro 「大きい」という意味 / pus (医)膿(汁)
(子嚢胞子)
椀に雨水を受け、耐えられなくなったところで傾き、
大量の胞子を
柄の長さと水の流れを利用して、より遠くへ運ぶ。柄が強靭なのも
そのため...?。なんて、勝手に解釈
して納得。
(水封の子嚢胞子)
水封すると、表面のざらついた感じは無くなってしまう?。
子嚢胞子が紡錘状なのは同属の中ではこの種のみであるらしい。
(撮影データ:2007/7/12 ビクセンFM-600 ×400 E950 Mr.F)