ミヤマベニイグチ B.obscurecoccineus (v.Hohn)Sing
オニイグチ科 Strobilomycetaceae キクバナイグチ属 Boletellus Murr
兵庫県 日高町 2006/7/12 E950 Mr.F

傘の表面がここまでひび割れると、さすがに「キクバナイグチ属」と云う感じ。
かなり腐朽の進んだ朽木からの発生も珍しいと思う。案外、朽木は関係なく、 その下に床があるのか
も知れないが。

 (今年は豊作)

 ことしは、(切り立った斜面に発生)の上方に群生?した。
 早くから虫に侵され綺麗なものは 少なかったが。
     

     
 (撮影データ:日高町 2006/7/12 E950 Mr.F)
     

 (切り立った斜面に発生)

 撮影し辛いところにしか出ない様な気がする。木の根の洞穴(2003
 年9月)
だったり、法面の崩壊した肩附近であったり、全く 出そうも
 無いところに顔を出す。
     

 (撮影データ:日高町 2005/9/21 E950 Mr.F)
     

 (ミヤマベニイグチの胞子)

 なぜこのキノコがオニイグチ科キクバナイグチ属か納得である。
 大きさと云い、形がキクバナイグチやアシナガイグチ に似ている。
 他のイグチと同じく少し窪んだ部分もある。


 (撮影データ:2005/10/12 ビクセンFM-600 ×400 E950 Mr.F)