カワムラフウセンタケ(フウセンタケ) C.purpurascens (Fr.) Fr. | |
フウセンタケ科 Cortinariaceae フウセンタケ属 Cortinarius Fr. | |
兵庫県 日高町 2006/9/27 E950 Mr.F |
この群生を見たとき、これまでの疑問がスーッと解けたような気がした。
これまでウスムラサキフウセンタケをカワムラフウセンタケと認識していて、
実はこのカワムラフウ
センタケはこれまで見てなかったと云うことだ。
フウセンタケモドキのところで紹介した「カワムラフウセンタケと思われるもの」
は「ウスムラサキフウ
センタケと思われるもの」に訂正した。
傘径、概ね3〜6cm。
「学名一口メモ」
purpurasco 1.緋色になる 2.濃くなる / purpura 1.紫色、深紅色 2.紫衣(被布) 3.高官
4.(医)紫斑、紫斑病 5.(動)紫深紅色の原料となる貝類
(幼菌〜若い菌)
上の群生を最初に見た時の画像である。
この群生の
上段部分は
ほとんど、褐色の部分は見られない。
(撮影データ:2006/9/23 E950 Mr.F)
(別のコロニー)
傘の中央部は少し褐色になっているが、周辺部は依然、紫色である。
柄、傘の縁部は褐色の繊維上の綿毛を纏っている。
(撮影データ:2006/9/23 E950 Mr.F)
(上のコロニーの五日後)
かなり褐色化するが、一部、紫色も残っている。
ストロボで褐色を強調したが、
実物はもう少し紫っぽい。
(撮影データ:2006/9/28 E950 Mr.F)
(胞子)
フウセンタケモドキに比べ、扁平で細長く、表面のイボイボもさほどで
はない。
(撮影データ:2006/9/29 ビクセンFM-600 ×400 E950 Mr.F)
(水封状態の胞子)
透けてるから、内部が見えてるのだろうが......?!。
(撮影データ:2006/9/29 ビクセンFM-600 ×400 E950 Mr.F)