イボテングタケ A.ibotengutake
テングタケ科 Amanitaceae テングタケ属 Amanita Pers
兵庫県 日高町 2004/9/21 E950 Mr.F

「学名一口メモ」
Amanita 西北Epirusの一区域  / 

Y発見。どうもやっかいなキノコである。同定に自信がもてないため可成り図鑑を読んだすえ、 どうやら
「イボテングタケ」で落ち着きそうである。当初は「テングタケダマシ」と思ったが これまでのものより可成
り大型でダマシとはつばが違う。山渓の「日本のきのこ」、保育社の検索 シリーズを調べるとどう見ても
「テングタケ」である。最近購入した学研の「日本の毒キノコ」 によるとこれまで「テングタケ」となっていた
ものが「イボ」になっている。じゃあテングタケは というと全く別物が載っているのだ。結局、発行年の新
しい書のほうが信用出来る?。と云うことで 「大型である」、「つばがとれやすい」?、「柄の基部のつぼ
が何重かの環状になる」を決め手に 「イボ」とした。もし間違っていればご投稿お願い致します。

 (幼菌)     
 同一個体の、一日前の画像です。もっと緑があればイイのですがイノシシに荒らされ
 ていました。 よくぞイボテンだけ残っていたものです。
 たじまもりさんのホームページ「TAJIMANIA Sanctuary」のろっぽうフィールド日記「
 きのこの森」
をご覧になって下さい。                
 ローアングルで緑も取り入れ、ずっと迫力のある「イボテン」になってます。
 さすが、たじまもりさん!!。                
  (撮影データ:2004/9/20 E950 Mr.F)  

 (F山のイボテングタケ)     
 F山(マイフィールド)とは云っても、極々、麓でミネシメジ、シロシメジや
 ウスタケ、オニウスタケ等々 数々のキノコが発生する場所である。立木
 といえばモミ2本とアラカシ1本があるくらいで、そうそうキノコ の好む環
 境であるとは思えない。マイフィールドでは初物である。
 (撮影データ:2005/11/2 E950 Mr.F)   
  

 (イボテングタケの胞子)     
 上の個体の胞子である。「イボテングタケ」としたが今一自信がない。
 胞子をご覧になって 不信に思われる方がありましたらご一報ください。
  

 (撮影データ:2005/11/2 ビクセンFM-600 ×400 E950 Mr.F)   
  

 (F山のイボテングタケ−2009)     
 マイフィールドにイボテンが毎年発生するようになって4年目、今年は
 イノシシの被害から 逃れたようだ。雨が少ないのに、四方を水路に囲
 まれてるせいか、水不足も関係無いようである。これまでで最も数多く
 発生した。 同じ場所の別の群生。
 (撮影データ:日高町 2009/10/26 E950 Mr.F)