ハタケチャダイゴケ C.stercoreus  (Schw.) De Toni
チャダイゴケ科 Nidulariaceae チャダイゴケ属 Cyathus 
兵庫県 日高町 2006/10/15 E950 Mr.F

溝(ドブ)掃除をした土砂を水が引くまで天日乾燥させ、その土砂を平らに均したところに 発生。
学名のとおり富栄養の土等に出るらしい。
紙コップに碁石を入れたようで、全く、ひょうきんで面白い。直径1cm弱(開いたもので)。

「学名一口メモ」
 nidulus 1.小さい巣 2.田舎の隠居所、庵 / cyathus 1.柄杓 2.盃、酒杯 
/ stercoro 肥料を施す / stercorosus 1.くそだらけの、汚い 2.よく施肥した

 (幼菌)

 最初は、オレンジ色の剛毛に覆われ、徐々に白く絹のような光沢の
 ある毛に変わる。
 頂部の剛毛がとれて、膜質の白い蓋が現れ、その膜が破れると碁
 石が入っているのだ。                 

 (撮影データ:2006/10/12  E950  Mr.F)