ヌートリア Myocastor coypus(Molina,1782) | |
ヌートリア科 Myocastoridae | |
兵庫県 豊岡市 2004/3/20 Canon kiss DG F2.8 EF400mm×1.4 Mr.Y |
30年程前、円山川の下流域に生息していると聞いていて、一度はお目に掛かりたいと
思っていたが、10年程前から個体数も増やし生息域を広げ上流域でも見られるように
なり、人目に付くことが多くなった、時には交通事故死するものも、農作物に被害を出
すものもいて、害獣扱いされつつあった。 南米から1905年に上野動物園に初めて輸入され、1939〜45年に北海道から福岡県において毛皮の ために養殖されていた(「日本の哺乳類」東海大出版による)らしいのだが、南米での生息環境・気候はどう だったのか、厳しい気候の但馬にどう適応し生息域の拡大をしたのか、温暖化の影響 なのだろうか? そんな、ヌ−トリアが2004年の年末、変人倶楽部のアジトと称するMr.Fの職場に在る100坪ほ どの池にペアで居るのに気付いた、年が明け2月の初めには少し下流の小渓流に移 動したが、池に居た2月程の間は警戒が薄く近くで観察することができた、枯れた葦の 陰に隠れるように浮き巣を造って休息や眠りをし、時々岸に上がって餌を採り、地下茎 までも掘り出して食べていた、常にペアで行動し交尾のシ−ンまでも見ることができた。 Mr.Y |
姿を見せなくなって一月余りたった 100坪程の池の様子(実は今日は居た... 水面の左上に) |
初めてヌ−トリアに気付いた 葦原に隠れるように二頭が寄り添っていた |
池から上がって餌を採る 地上部だけではなく地下茎も掘り出して 食べる |
毛繕い、 荒毛は水をはじかない、乾くまでは ずぶ濡れ状態 |
眠る、 一日の大半を、食べる・眠るで過ごして いるようだ |
常に二頭が行動を共にする |
擬似?交尾をした |
顔、正に巨大ネズミ、歯はオレンジ色 |