2011.12.14 26時ごろ
S3Pro+Nikkor28mm F4;20" ISO:400 自動追尾
本年の天文現象の締めくくりとも言える「ふたご座流星群」であった。
月齢19の月が近くのしし座にあり、条件は良いとはいえない。
でも、運がよければ、1時間に50個の流星が見られるはず。
幸い天候には奇跡的に恵まれ、機材をセットして撮影を始めた。 が。
予定としては、オリオンを左上から右下に袈裟懸けに切断するような流星を
期待し、カメラの横でシャッターの音を聞きながらレンズの方向を見上げて
いたのだが、数十コマの撮影中、ついに流星が流れることはなかった。
上の写真は、一応行動はしたぞ、といういわば「証拠写真」。
失敗作には違いないが、これで本年の天文活動は終了となるだろう。
先日の皆既月食といい、この日の流星群といい、お陰様で天候には恵まれた。
来年2012年には、5月の金環日食、6月の金星日面通過、7月・8月の
惑星食と、結構面白い現象が待っている。いまから楽しみである。