
朝のテレビ番組で、「今日は”1”が並ぶ日ですね」といっていた。
確かに「11月11日」である。新聞の日付もそうだ。
”!”と思い立って上の写真を撮影。−−われながらヒマジンだと思いつつ−−
にわか仕立てで材料をセットした。
ちなみに、雑誌は11月号だが発行は10月となっている。
少し見づらいが、デジタル時計は「11時11分11秒」を指しているのが分か
るだろうか。ここだけこだわってみた。
写真の出来は良くないが、これでも前もって何コマかテストした結果なのだ。
ファインダーを見ながら「11秒」になる瞬間を狙った。
2010年ではあるが、11月11日11時11分11秒は、あっという間に
過ぎていってしまった。もう二度とめぐり合うことのない瞬間。
時間は絶えず流れていく。日常的にはそんなことを意識することはめったにない。
が、常に新しい時間を消化しながら、追われるようにして生きてきた。
わが「ファインダーの狩人」たちは、フィルムならぬCFに流れる時間の断片を
切り取っては焼き付けている。
人生は「択一」の連続とよく言う...
おっとっと、こんなことを言いかけたら、うちの事務局長なんぞは朝まで話が
止まらないだろうから、深入りはしないことにする。
「1」並びの記念日に、ふとこんな思いが頭をよぎった。
Nikon E5000にて