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2010,12,10, Friday
全てはこのネジ一本から始まった。 その二
．．．んで、結果はというと、BIOSも難なくクリアし順調にWindowsXp-SP3が起動した。
 全てが順調にみえたのだが、とんでもない落とし穴があったのだ。スタート→設定→コントロールパネル→システムでCPUのUPグレードを確認。  ＯＫ！である。念のためCrystalCPU-IDを起動してみる。「あれぇー？？！！」。  BIOSの設定ではSpeedStep機能は「使用しない」にしてるので当然、クロックは1333MHzで作動してると思っていた。実際は４０％減の約800MHzだ。SpeedStepが有効になっているのか．．．？。もう一度BIOSを確認し、今度は逆にSpeedStepを「使用する」に設定して再起動、今度はWindowsが起動しない。いろいろ試してはみるが結果は同じである。このEnhanced SpeedStep technologyは2段階にしかクロックが変化しない。今回、採用したCPUはSL6CQで、AC電源時は1.33GHzで、バッテリー駆動時には800MHzになる筈のものであったが、SpeedStepをBIOSで「使用しない」に設定してるので普通は1.33GHzで作動するものだと思っていたのだ。甘かった．．．。BIOSでのSpeedStepの設定は上位機であるFMV-7140MG5でしか使えないと云うことが後で判ったのだが、今更どうしようもない。専ら1.33GHzから800MHzのノートPCにダウングレードしてしまったのである。 しぶしぶ対策を考えながら使っていると、ふと気付いた。あの煩い冷却ファンの音は．．．？、．．．無くなった！！。心配になってファンの噴出し口に手を当てるが熱くない。以前のCeleronはTDPが１９Ｗ（intelのものは実際は公称よりも1.4倍位大きいそうであるが）であるのに対し、今度のＳＬ６ＣＱは２２Ｗであるが、現在の800MNz時の電圧は1.15Vの筈で、おそらくTDPは１１Ｗ程度まで下がってるのでは．．．？、煩くファンが回らないのも頷ける。また使っていて以前と比べ違和感無く、遅く感じないのも、２次キャッシュが512KBと以前の倍になったことが大きいかも知れない。怪我の巧妙か、以前よりも使い易いかも．．．？。電力不足？、または1.4Vを生成できない？、依然原因は判らないが鱈セレでなく「鱈ペン800MHz/512KB」で良しとするかぁー！！。 これが、M-Celeron1.333GHz（SL6ZA)のCrystalMark。  これは、M-Pentium��1.333GHz（SL6CQ)【実作動は800MHz】のCrystalMark、他の数値は全て劣っているが、HDDだけは速くなっている。  これで充分ではある。しかし、1333MHzが800MHzでしか使えないというのは矢張り不本意だ。1000MHzのSL6CTならダウンクロックしないで使えそうではある？．．．。
| PC・カメラ・家電他 | 09:58 PM | comments (x) | trackback (x) |
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