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優れもの① 1級水準儀 PENTAX L-10


我が職場にある測量機器の中で「1級」とつくものは、このL-10と巻尺しか無い。
オプチカルマイクロメーターを有し、0.01mmまで読み取れる。悲しいかな、この器械に見合った標尺がないのが寂しい。通常はTOPCONのAT-F2(3級相当)を使うので、出番はほとんど無い。
オートレベルを使い慣れてる私にとっては、大変使い難い(倒立像である)機器ではあるが、デジタル化が進む昨今にあって、古さを感じさせない、存在感のある機器である。






主な仕様
メーカ 機種/型式  Pentaxティルティングレベル L-10
製造年 1978年頃
望 遠 鏡 倒立像 全長314mm 倍率42倍 有効径50mm
最短合焦 2.0m
水準精度 1㎞往復標準偏差 ±0.3mm
気泡管感度 10"/2mm


| 道具・機械 | 09:57 PM | comments (x) | trackback (x) |
職場にある古道具⑥ コンパス(その3)
牛方のポケットコンパスである。未だ現行機であるが、今更にこれを使って測量しようとは思わない。





望遠鏡の付いたタイプと簡単な視準装置(筒の前部に十字線だけで、レンズは無い)のものとがあるが、これは後者である。最近ではレーザー距離計を装備したものもあるが、簡単な測量しか用いられない。私も使ったことはあるが、最近の測量事情には合わない。

この牛方商会のポケットコンパスで特筆すべきは本体でなく、付属の三脚である。





垂球をマウントに差込みネジ止めするとカメラ用三脚に早代わりする。私はこれに小型の自在雲台を付けて利用している。



地面にペッタリとへばりついて、ローアングルには最適である。本来の目的には使われてないが、実に重宝している。私のキノコ撮影には無くてはならない道具である。


| 道具・機械 | 09:26 PM | comments (x) | trackback (x) |
ノーブランド プリズム?購入
以前から、地形測量専用のミニプリズムが欲しいと思っていた。ヤフオクで廉価で具合の良さそうな
物が出ていたので落札。他のものと一緒に落札したので、はっきりとした価格は判らないが、多分、6,000円程度と可也安い。

どっかで見掛けたデザインで、Webで検索する。牛方のものに酷似するが、それだと少なくとも2~3万円はする筈だ。矢張り、○国製か?、まっええかぁー。プリズム定数さえあってれば問題なく使えるし
地形測量用だから....、と思うことにしたが、ちょっと、気になる。

確かめることにした。
2.5インチプリズムユニットのプリズムだけを挿げ替え比較してみると2mm距離が長く表示されるのだ。




いくら地形測量だとは云え、2mm補正しないで使うのは気持ち悪りぃー。
丁度、レンズ用の2mm厚のリングブッシュがあった。それを咬まして再測してみる。バッチリである。




プリズム定数だけの不具合ならば、何とかなるのだが....。他に不具合は無いか不安になって来た。
ノーブランド(少なくとも日本の製品では無い?。)である。価格から云ってもそう落胆することは無いのだが...。

いつも使ってる1.6~6mの伸縮ポールに付けた1inchミニプリズム。いいんじゃぁーない?。




| 道具・機械 | 09:34 PM | comments (x) | trackback (x) |
職場にある古道具⑤ コンパス(その2)
多分、職場から見つかった2番目に古いコンパス。



測量に使っていた証拠に方向角が判るよう 0、40、60、90、140、200、230、270、300、330°と手書きで刻んである。本体の周りはベークライトと安物造りである。機能的にはクリノコンパスであるが、視準装置は付いて無い。

| 道具・機械 | 09:16 PM | comments (x) | trackback (x) |
職場にある古道具⑤ コンパス(その1)
ネタが無いので、職場にあるコンパスでも紹介しましょう。コンパスと云うより「クリノコンパス」が正式名称かも知れません。



右が親父の使ってたもの、左が私のものです。携帯GPSのある今、前世代の遺物かも知れませんが、あればあったでなかなか手軽で便利です。前にも「北」には「真北」「座北」「磁北」の三つあると云いましたが、このコンパスで判るのは「磁北」です。しかし、磁北は真北から西へ傾いており、その偏角は沖縄から北海道まで5°~10°程度変化します。但馬では約7°20′です。それが判ってれば磁北から真北が大体判ると云うことになります。座北は地図上での北です。真北との差はほんの僅か1~2′程度ですから一般的には問題ありません。



所謂、コンパスで北を知りたい場合はコンパスが示す北の方向から約7°東へ振ってやれば良いことになります。お気づきだと思いますが、コンパスの表示盤のEとWが反対になってますが、これはこれで理由があるのです。これらクリノコンパスには大概、簡単な照準装置が付いていて自分のいる位置から目標物までの線分が北からまたは南からどちらの方向へ向いているかを知る為に便利になってます。上の画像でいうと、磁北は青線で目標物は赤線です。この場合、N30°Wと読みます。北から30°西に目標物があると云うことです。真北から云うと37°西です。
歩測や巻尺で目標物までの距離を計ることで簡単な測量も出来ますね。




親父の使っていたものは真鍮製でどことなく趣があります。

| 道具・機械 | 11:20 PM | comments (x) | trackback (x) |

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