−追っかけ・ノスリ−  (2007.12.22)

山のチェック、ウソのか細い「フッィ・フッィ」の声が聞こえてくるが姿の確認
  
はできない。 カラ類の気配はあるが近くで見ることはできない。これで十分と
  
は言えないかもしれないが、 山のチェックを終え里へ降りる。
  
 



里に降りても、越冬する個体数が安定してきたノスリだけが目に止まる。 開
  
けた場所を好み、棒杭の先端や梢で見張っているものだから、嫌でも見え
  
てしまう。



雨降りの中、珍しく「ピィ−ヨ・ピィ−ヨ」とトビに似た声で盛んに鳴き交わしを
  
する。



他にアテも無く、ひたすらノスリを追い回す。距離が詰まってくると、 緊張か
  
らなのかフンをすることが多い、これは逃げる前兆でもある。



解っていてカメラを構えているのだが、飛び出しの方向まで予測はできな
  
い。 飛び出しの瞬間にシャッタ−を切るのだが、見透かしたように予想を裏
  
切ってしまう。 結果を出すことは叶わない。

豊岡市 Canon 1D EF600o F4  Mr.Y