見晴らしの利く斜面から、雲海を見下ろす、豊岡盆地はすっぽりと霧の中 だ。
昨日の斜面から少し下がったところに、ハギマシコの群れを見付ける。 今日 は順光に回り込み待機、群れは降りてくるのだが、ブッシュでなかなか 全容 を見せてくれない。警戒心は薄く、時にドアの真下にまでやってくる。 近くで 観察することはできるのだが、画像として満足のできるものは残せない。
午後には、六方田圃でタゲリを観察、何かのきっかけで一斉に飛び立つ群 れ。
陽が傾き、空を赤く染める頃、塒に帰って行くカラスの群れを見送る。
さらに、仲間の薦めでコハクチョウの帰りを待つ。空が赤から青に変わり始 めた時、 西の空からグングン近づき頭上で旋回し塒の田圃に降り。一瞬の 出来事だった。