を走らせる順路までが固定化する。でも時には違った光景に出会うことが ある。 小さな峠を越すとき、視界の隅になにやら動くものが、ファインダ−の 中を確認 しにくい程の見上げの斜面に餌を芻むシカの姿があった。
すぐに逃げるアオサギ、あらかじめ車窓にレンズを出し、 一気に距離を詰 め、逃げるまでにシャッタ−を切った、表情にも戸惑いがある。
タゲリ狙いの畦、愛想の良いハクセキレイが何度も相手をしてくれた。
邪魔者カラス、でも近づけばシャッタ−を切る。
待ちに待ったタゲリ、シャッタ−音を聞いたとたん背を向けてしまった。