−夏一夜−
(2007.8.1)
毎晩、よほどのことがない限り、右手に懐中電灯、左手にはストロボをセッ
トしたカメラ、 そして一番はくわえた煙草。そうなんです「煙草を吸う」これが
目的で、夜な夜な家の周 りを徘徊するのです。 この日は、暑く湿った風を
台風が押し上げてきている。どうにも 我慢ならない「恨めしく空を見上げる」
薄く雲に覆われた月は、幾重もの光の輪を重ねて いた。
見上げた月、薄雲で足元は結構明るい。
足元では、最盛期を迎えたアブラゼミの羽化を見ることができる。昨夜は5
個体、 今夜は4個体、徘徊の時間は決まって遅い。見付ける羽化は完結し
ている。
豊岡市 Canon 20D マクロ100o F2.8 Mr.Y