Hα線による太陽画像   
(2005.12.1)
兵庫県 日高町 2005/12/1 太陽専用望遠鏡(P.S.T)+E5000   Mr.M

先日、友人がこの太陽専用望遠鏡を貸してくれた。 晴天の日を待って早速覗いてみたところ、なんと、
いとも簡単に太陽彩層の複雑な模様が見えるで はないか。明るく輝くプラージュと呼ばれるものや、
丸い周辺には高さ数万キロメートルのプロミネンス まで見える。白色光で見ても、せいぜい黒点や米
状 斑くらいしか見えないが、656nmの単色光しか使 わないこの望遠鏡は、日常とはかけ離れた太
陽像を見せてくれる。とても感動もの だ。 写真の太陽の左下に吹き出ているのがプロミネンス。 画面
に定規をあてて測ると、その高さは地球のおよそ4倍もあった。太陽磁場と磁 力線の関係で、内部
から噴出しているらしい。規模が大きいと、そのまま宇宙空間に 飛び出していってしまい、磁気嵐な
どを起こす。             Mr.M