M27 -NGC6853- (こぎつね座)亜鈴星雲   
(2005.8.3)
兵庫県 日高町 里の会星文化研究所 2005/3/8    30cm F6 反射望遠鏡(焦点距離1800mm) Fuji FinePix S3Pro(ISO 800)自動追尾撮影                  Mr.M

M27は大きさ=8’×5’(角度の分)、7.6等級。 大きさは見かけの月の約4分の1ととても大きく、
また明るさもとても明るい惑星 状星雲だ。 したがって、写真写りはとてもいい。 位置は、夏の大三角
の中央よりも少し東側、「こぎつね座」というところにある。 口径5cmの双眼鏡でも、その存在が分
かるため、夏の観望会の人気者である。 名前の由来は、ご覧のとおりの形が、鉄亜鈴に似ている
からだ。 この星雲は、1764年、フランスの彗星観測家メシェによって発見された。 地球との距離
は約900光年。中心には表面温度85,000度Kの超高温星があって、 48,000年前に爆発、膨張
を始めた自分自身のガスを青白く照らしている。