ヨツボシクサカゲロウ Chrysopa septempunctata Wesmael
脈翅目・クサカゲロウ科 Chrysopidae
兵庫県 日高町 2006/1/14  E950 Mr.F

この真冬日に、事務所に飛び込んできたのか、それまでにずっと居たものなのか不明である。 夜中、
コンピュータの縁にしがみ付いているのを発見。ここのところ急に気温が上がったので サナギから
羽化したのかも知れない。ネット検索すると1月に撮影されているものも少なく ないので、珍しくはな
いのかも知れないが、私は初めてである。
クサカゲロウの卵を「優曇華」(ウドンゲ)と云うらしい。
仏教の世界では三千年に一度花を 咲かせる吉兆の花らしいが、わが国ではそうではないらしく、逆
に良くないことが起きるとか ......。
家屋壁や軒下に卵を産み付けることもあり、「虫に卵を産み付けられるほど 身辺を汚くして置くな。」
と戒めるためだと云うサイトもあった。
なるほど、我が事務所は汚い。ひょっとするとサナギがまだ沢山あるかも知れない。

「学名一口メモ」
 septem 7(の) / puncta (医)(涙)点 /