ベニテングタケ A.muscaria (L.:Fr.) Hooker
テングタケ科 Amanitaceae テングタケ属 Amanita Pers
兵庫県 但馬 某所 2009/11/28 E950 Mr.F

「学名一口メモ」
Amanita 西北Epirusの一区域  /  musca (動)ハエ(蝿) muscarius ハエの
                    ※ムッシモール、ムスカリンはベニテングタケの主な毒成分。

但馬内の某所のM氏から連絡を頂いたのが昨年の11月中旬であった。まさかの「ベニテングタケ」
である。 夢見心地のまま、翌日、現場へ赴く、「まさしくベニテン!!」。
yam先生によると兵庫県では大正4年 に「大上宇一」による記録 (竜野市教育委員会よりyam先生
経由で頂いたもの)
があるだけで、今回で二例目の発見となるらしい。
yam先生に云われるまでもなく、「ベニテングタケ」の発生分布は普通、中部地方以北であることは
知っていた。 それ故、兵庫県で見られるとは夢にも思ってなかったのである。
この日、偶然にもyam先生とも初対面となる。
そして、今年も発生!!。多くを語ると発生場所が判ってしまうのでこれくらいに....。

 (幼菌)     
 これではベニテンかどうか全く判らない。    

   

  (撮影データ:2009/10/28 E950 Mr.F)  
 

 (幼菌)     
 これならはっきりと判る。後方にも少し黄色っぽい幼菌が...。  
 


 (撮影データ:2009/11/14 E950 Mr.F)   
  

 (上の個体の1日後)     
 もう少しで開きそうなのに、転んでしまっていた。獣かそれとも人の仕業?。   
    


 (撮影データ:2009/11/15 E950 Mr.F)   
  

 (昨年、初めてのベニテングタケ)     
 最初に見てから二日後の画像。 ローアングルで...。   
  


 (撮影データ:2008/11/18 E950 Mr.F)