ヤマカガシ  Rhabdophis tigrinus
ナミヘビ科 Colubridae
兵庫県 日高町 2005/6/25 Canon 20D マクロEF180mm F3.5 Mr.Y

くっそー、やられちまった。「爬虫類」のヘビは俺の縄張りだと思っていたがマムシに続き、 ヤマカガシ
もトップをYに譲らなければならない。 雰囲気も良いし、おまけにドラゴンボールまで持っている。これ
一枚でいい。下の写真は「蛇足」だと思ってください。         Mr.F

「学名一口メモ」 coluber <動> (小)ヘビ、ヤマカガシ  colubra <動> 雌ヘビ /
 tigrinus トラのような 、(トラのように)斑点のある

(オスとメス)

まだデジカメを買う以前の撮影。最初は三匹だったが、暫くしてこ
の二匹になった。 多分、上に乗っかっている小さい方がオス。オス
に比べメスの方が顕著に大きいのも ヤマカガシの特徴である。                     
                    
                    
(撮影データ:日高町 1997/10  Nikon FM Σ70-210mm F3.5-4 Mr.F)    

    
(青斑紋タイプ)

シマヘビと同じく、黒化タイプもいるが、それとは顎から腹にかけて
黄色いのと、キール(鱗の長対角に 走る線状の突起)があるので可
也ざらついて見えることから区別できる。しかしずっと以前 から全体
的に青いやつがいるのが気になっていた。しかし近くで撮影しキー
ルを確認、 これもまたヤマカガシであると確信した。                     
(撮影データ:日高町 2003/10/22 E950 Mr.F)    

    
(獲物をくわえたヤマカガシ)

上のモノと同一個体。約30分かけて呑み込んでしまった。上はお食
事直後。 キールのあるのがよくわかる。              
             
             
             
(撮影データ:日高町 2003/10/22 E950 Mr.F)    

    
(幼陀)

捕獲し、容器に入れて撮影したもの。頭の黄色い帯が特徴。
                      
                      
                      
                      
(撮影データ:養父市 2001/10/5  E950 Mr.F)    

    
(黒化タイプ)

一見、シマヘビの黒化タイプ(カラスヘビ)だと思いきや、捕獲してよく
みると明瞭なキールがある。 早速、「味付け海苔」の入っていた空ビ
ンに移して撮影する。いよいよカラスヘビを探さなくては ならない。小
さい頃から黒い蛇は全て「カラスヘビ」だと思っていた。 意外とカラス
ヘビは少なくてヤマカガシの黒化型と間違えているかも。                       
(撮影データ:日高町 2005/9/9  E950 Mr.F)    

    
(同一個体の顔面)

顎から腹にかけてはそう黄色くないし、腹は少し青い。 舌は黒い。                       
                      
                      
                      
                      
(撮影データ:日高町 2005/9/9  E950 Mr.F)