−残暑の水場−  (2007.8.25)

盆を過ぎ、朝夕は涼しくなったが、日中は、まだまだ30℃を越える日が続き
  
残暑が厳しい。 そんな強い日射しの水場を訪れた。張ったままのブラインド
  
に潜り込む。聞こえてくるのは 「ミンミンミィ〜ィ」「ツクツクホゥ−シ」、一匹な
  
ら晩夏の風情と心地よいのかもしれな いが、沢山のセミが鳴き交わすから
  
堪ったものではない。それでも、沢を吹き下ろしてくる 風が不愉快さを吹き
  
飛ばしてくれる。
  
 



待つことしばし、「チィ−チィ−」と聞き慣れた声が近づいてくる。 水場を飛び
  
交う、10羽ほどの群れだろうか、入れ替わり立ち替わり入浴。



メジロに割り込んできたのは、あどけなさが残るヒヨドリの若鳥。



コガラもやって来た。



シジュウカラは、今年生まれの若鳥



夏鳥達は姿も声も無い、すでに渡去してしまったのだろうか、 変わって、カラ
  
類の混群が形成されつつあるようだ。もう一月もすれば、 きっと大きな群れ
  
が訪れることだろう。


豊岡市 Canon 1D EF600mm F4  Mr.Y