城山噴火  (2005年7月23日)

「7月23日午後8時、突然、城山が噴火した。」というのはウソ。
今日は日高町の「夏祭り」。 例年だと円山川右岸の向日置の山から打ち揚げられる花火だが、昨年の台風23号の影響も在ってか 今年は城山からだった。打ち揚げ場所が代わったのは私の記憶の範囲では初めてだ。

「夏祭り」出かけなくなって何年になるだろう。元来、人ごみの苦手な私は、楽しみ にしている小さい子供を連れて行くことでさえ多少疎ましく思うたちの人間である。 子供が大きくなって、親より友達と出かけるようになり、それをイイことに花火もここ何年かは まともに観たことがない。
それが今年は「音が凄い」、ついその音に誘われて外に出た。 近所の人も既に見物していて、閃光、爆発音とともに喚声と拍手。そそくさととデジカメを取りに 戻った。(花火を観ることだけに徹しない自分に少々嫌悪しながら....。)
シャッターを押しながら、いろいろなことが想い出された。昨年亡くなった義父のこと、子供の幼い頃の思い出が 一瞬のうちに重なり合うような、ほんのつかの間の「真夏の夜の夢」でした。

撮影データ: 2005/7/23 日高町 E950 Mr.F撮影