2004年4月16日 越冬昆虫

今日は今年初めてのトンボお目見え。勿論、越年タイプのイトトンボ、ホソミオツネントンボ である。
今年は暖かいせいか昨年より10日程早い。既に4〜5組のカップルが連結し、イグサ 等の茎に産卵を始めていた。昨日の朝は確かにこのような光景は無かった。
デジカメを取り出しホソミオツネンを追い回していると、その脇からフワフワと頼りなくトン ボが舞い上がった。カメラには納められなかったが、確かにシオヤトンボである。もう羽化が 始まったのか。矢張り10日早い。
仕事を終え、手を洗おうと雨だれを貯めたポリバケツに近づくと(私の仕事場には水道が無い) テントウムシが水面でもがいていた。そっとすくい上げハナミズキの葉っぱに掴まらせワンショ ット。テントウムシではなかった。イタドリハムシである。まだイタドリは葉を出していない。 これも長い冬を越した個体なんだろう。いくら暖かくなったとはいえ、水浴びには早すぎる。

Mr.F